アニメオーバーロード2期で大活躍のイビルアイ。
書籍版であれば丁寧に描かれている部分もアニメではどうしても説明されない部分があります。
特に「最後のセリフが分かりづらいよ」というあなたのために、イビルアイの劇中会話について解説したいと思います。
【オーバーロード】イビルアイの劇中会話を丁寧解説!
オーバーロードⅡ第6話
オーバーロードでのイビルアイの初登場は透明化する魔法を使用しての登場でした。
ここでイビルアイ達「蒼の薔薇」は“黒粉”という麻薬に似た栽培施設の破壊工作を行っていました。
イビルアイのセリフでも
『私は次の場所へ移動する。出来る限り偉そうなやつを捕らえないといけないからな。』
『村の近くで非常時に備えて潜伏中だ。では私は行く。そっちも予定通り進めてくれ。』
と作戦にかかる話をしています。
今回の話の後半で「蒼の薔薇」たちとの会話や”八本指”との話でイビルアイ達が何をしているのかは説明されています。
最後まで敵キャラも含めて詳しい説明がないため若干視聴者を置いてけぼりにしてしまう話となっています。
オーバーロードⅡ第8話
オーバーロードⅡ第8話では同じ「蒼の薔薇」ガガーランと居るところにクライムがやってくる場面でイビルアイが登場します。
ここではクライムに「才能は無いから、分を弁えよ」と忠告しているのですが、ここのセリフが一部イビルアイの正体を示唆するものになっていることにお気づきだったでしょうか。
『クライム、力を欲しているからといって人間をやめるような真似はよせよ』
話の途中ではクライムを窘めておきながら、ガガーラン共々、最後はクライムことが心配で助言してあげるあたり、やはり優しいですね。
オーバーロードⅡ第11話
次にイビルアイのちゃんとしたセリフと活躍があるのが第11話です。途中から最後までずっとバトルになっています。
「蒼の薔薇」の前に現れた謎のメイド服のモンスター。
その計り知れない強さに苦戦するガガーランとティア。
それもそのはず、敵対するのがナザリック地下大墳墓のプレアデスの一人「エントマ」です。
その仲間のピンチに大きなクリスタルの槍を魔法と共に現れるのがイビルアイです。
この使用している魔法は第四位階魔法「水晶騎士槍(クリスタルランス)」だと思われます。
さらにエントマに対して「殺蟲魔法ヴァーミンべイン」で圧倒します。
この魔法はイビルアイのオリジナル魔法で位階は判明していませんが、実はこの魔法、イビルアイが過去に「蟲の魔神」と戦った際に発明した魔法と言われています。
そんなエントマの窮地に現れたのがデミウルゴス扮するヤルダバオトです。
格上の相手ながら様々な魔法を駆使して、ヤルダバオトに向かうイビルアイですが、詠唱する魔法名だけではいまいち効果がわからないものがあります。
体勢を崩しながら唱えた「損傷移行(トランスロケーション・ダメージ)」は受けた肉体ダメージを魔力ダメージへ変換する魔法です。
長命の吸血鬼だからこそ、膨大なMPを活用した魔法ですね。
最後にも攻撃魔法を放ちますが、ヤルダバオトの防御の前には全く歯が立っていません。
話の最後の最後に、モモンが上空より乱入し「次週へ続く」となります。
オーバーロードⅡ第12話
オーバーロード2期で最もイビルアイファンが増えたのがこの第12話ではないでしょうか。
前回、颯爽と登場したモモンの活躍ぶりを目の当たりにしてすっかり心酔してしまった様子のイビルアイ。
モノローグで、
(なんだろうこれは…心臓なんてとっくの昔に動きを止めたはずなのに…!)
と言っていますが、これはイビルアイ自身の種族がアンデットであることを示唆しています。
またヤルダバオトの範囲攻撃に対して、身を挺してイビルアイを庇うモモンに更に惹かれてしまうイビルアイですが、イビルアイへの攻撃を嫌って、モモンがイビルアイを抱きかかえます。
その時、イビルアイは心の中では、
(すまない、世界中のバードたちよ…!騎士はか弱き乙女を抱きかかえ守りながら戦うんだー!)
と感極まっています。(直後の”お荷物抱っこ”にどんよりとしていますが(笑))
ここのイビルアイのセリフについて「何を言っているのか分からない」という人が多いようです。
まず、単語として「バードたち」というワードが出てきますが、これは”鳥”などではなく“吟遊詩人”(bard)のことです。
また「すまない」と言っているは、特に謝罪をしているわけではありません。
“吟遊詩人”たちが語り継ぐような普通の騎士の物語では、騎士に守られる乙女は抱きかかえられるようなシチュエーションではないので、”自分は例外的だから忘れてくれ”、”語り継いでくれるな”と言っているんでしょう。
つまり、舞い上がっているということです(笑)
話の最後のほうはクライムやラナー達に場面転換されますが、イビルアイのセリフがたくさん聞ける回でしたね。
オーバーロードⅡ第13話
アニメオーバーロード2期の最終話でもイビルアイは戦闘に会話に大活躍です。
モモンとヤルダバオトとの一騎打ちを邪魔させまいと、プレアデスと交戦するイビルアイですが「アルファ」(ユリ・アルファ)らを敵ながら評価しています。
褒めてやるぞ。移動の阻害も負のエネルギーも効かないとは。隙無く耐性を揃えているな
これは主に直接対決していた「アルファ」に対しての言葉だと思いますが、『移動の阻害』の部分は直前での《サンド・フィールド オール/砂の領域・全域》を指すものですが、『負のエネルギー』については特に魔法を使っていないように見えます。
実は『負のエネルギー』については、イビルアイ自身のスキルに由来しているのです。
正しい名称は不明ですが、自らの体に流れる負のエネルギーを暴走させ、魔力に宿すことによってすべての攻撃に負の効果を付与することができるスキルをイビルアイは有しています。
話の最後で、モモンら『漆黒』が『蒼の薔薇』たちを分かれて、街で祝勝会のようなものを開いているときに、ガガーランから、
ガ『そういえばさイビルアイは転移できるんだろ?モモンについてってエ・ランテルに転移先を作ってくれば自由に行き来できたんじゃねぇの?』
イ『は…』
ガ『気が付いてなかったのかよ』
イ『あぁ~~!』
とイビルアイが残念がるシーンがあります。
もちろんイビルアイはモモンの居所を知れるチャンスを逃してしまって残念がっているのですが、「転移先を作ってくれば」というところについては、余り言及されていません。
これは、オーバーロードにおける転移(テレポーテーション)が転移先を記憶することで転移が可能となる効果だからです。
【オーバーロード】イビルアイの最後はどうなるの?
イビルアイかわいい💕#オーバーロード #イビルアイ pic.twitter.com/l8dwhm0OxY
— ユウキ (@YUKI_0645egg) April 8, 2018
この後、イビルアイがモモンを追っていく様子などは描かれていませんが、書籍版では少し動きがあるのです。
アニメの最後でモモンたちを見送った後、アインズはエ・ランテル近隣で魔導国を建国し、エ・ランテルを属領とします。
その後、エ・ランテルの民ために対外的にはモモンはアインズ・ウール・ゴウンの配下となります。
これを知ったイビルアイは、モモンの考えを知りたいが余りにエ・ランテルに向かおうとしますが、ティナに釘を刺さされ止められてしまいます。
【オーバーロード】イビルアイ最後まとめ
オーバーロードのイビルアイの最後セリフやその後についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
- イビルアイはミステリアスの女性として登場して、最初はかなり怪しい
- ナザリックとは激しい戦闘シーンが多数で、裏の設定も盛りだくさん
- 最後はモモンに付いていけなくて大ショック
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