オーバーロードのプレアデスの一人、ルプスレギナ。
彼女が一度だけアインズに失望され、ガチギレで怒られるシーンがあるのをご存知でしょうか?
この怒られるシーンはストーリー上でもポイントととなる個所ですが、インターネット上ではアニメのシーン不評のようです。
なぜルプスレギナが怒られるのか、なぜこのシーンの不評なのか徹底調査しました!
【オーバーロード】ルプスレギナが怒られる理由とは?
<ルプスレギナ!お前には失望したぞ!!
ルプーに清き一票を。清くなくても一票を。
ルプーを一位にしてアインズに失望させよう。https://t.co/6gRcqJP3d9 pic.twitter.com/pPc0bhpcp5— トロ3 (@toro3p) July 16, 2016
ナザリック地下大墳墓の戦闘メイドプレアデスの一人であるルプスレギナ・ベータは、もともとアインズが友好関係の構築に成功していたカルネ村に派遣されていました。
ルプスレギナのカルネ村での主な任務は村の監視のほかに、ンフィーレアやエンリの護衛や村に派遣されたストーンゴーレムへの指示など多岐にわたっています。
ルプスレギナが怒られるシーンが描かれたのがアニメオーバーロードⅢの第4話です。
アインズはルプスレギナを呼び出し、そこでカルネ村に関する重大な案件の報告を怠ったということで、アインズは激怒して、ルプスレギナを叱責します。
「たいした情報ではないと思い、報告をしませんでした」
「ルプスレギナ! お前には失望したぞ!!」
基本的に優秀なナザリックの配下たちは通常怒られることはあまりありませんが「報告せよ」との命令に違反したため、主人たるアインズに怒られる結果となりました。
元サラリーマンであるアインズは組織として報連相が重要であることを認識しており、ルプスレギナとの「カルネ村」に対する認識の違いを確認します。
最終的にはアインズがルスプレギナに対して十分な説明を行っていなかったために、今回の事象が発生したものとして「カルネ村の価値」を改めて伝えるのでした。
一般的な会社であれば怒られる側がその理由を考えたりするところですが、今回のようにナザリックでは盲目的に命令に従っているケースもよくあります。
確かに「カルネ村」はアインズが最初に訪れた村であり、様々な実験を行うための重要な場所となっています。
サディスティックな一面を持っているルプスレギナが人間の村に対して特別な思い入れもないため、色んな事態が起こっても”楽しみ”が優先してしまい、重要とは考えていませんでした。
【オーバーロード】ルプスレギナが報連相を怠ったカルネ村の事態とは?
オーバーロードのハムスケが予想よりかわいかった件 pic.twitter.com/vSFAKRLglR
— MnO2 (@manekanaineko) August 29, 2015
カルネ村はリ・エスティーゼ王国の辺境にある開拓村で、近郊にトブの大森林があります。
このトブの大森林の南側で一大勢力を誇っていた森の賢王(ハムスケ)がいなくなってしまったことで、東西の強大なモンスター勢力が活発化していました。
そんな時に村のゴブリンとは別種族が命からがら逃げてくるという出来事が発生します。
しかし、ルプスレギナはそれをアインズに報告しておらず、むしろカルネ村がモンスターたちに滅ぼされるのを期待していました。
アインズも別ルートでトブの大森林の勢力である「東の巨人」「西の魔蛇」の情報を入手しており、情報の入手が遅ければ、ポーション作成を行っているンフィーレアを失う可能性もありました。
ユグドラシルの材料や技術に頼らないポーション作成という重要な検証を行うンフィーレアが失われる可能性を見過ごしたとあれば、ルプスレギナが怒られるのも無理はないですね。
【オーバーロード】アインズの失望シーンが不評?
このルプスレギナがアインズに怒られるシーン、実はストーリーの中でも珍しくアインズが配下を叱責する貴重な場面です。
多くのファンからはアニメでの描写に期待がかかっていましたが、その描写はあまり評判が良くないようです。
あんまり期待はしてなかったし、ひどいとは聞いていましたけれど
ルプスレギナさんがアインズ様に失望されるシーン
もっと『この世の終わりみたいな顔』してほしかったですのよ…— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) August 2, 2018
4話のアインズ様失望シーンの迫力が足りませんな。
激怒シーン少ないからもっと力を入れて欲しかった。#オーバーロードIII— ニレ (@pcpsvt) August 1, 2018
ルプスレギナ失望のところはアインズが居なくなるかもってことでルプスレギナ どころか周りにいた配下全員震え上がるシーンなのにあっさりしすぎてる…
羊と失望とワーカーのところが楽しみだった分つらい— 柱の男 (@hukkomon) July 31, 2018
なぜここまでこのシーンが不評なのでしょうか。その理由は書籍版での同シーンでの描写が関係しています。
オーバーロード書籍第8巻でアニメ同様、ルプスレギナがアインズに怒られるシーンが登場します。
書籍版ではより詳細にやりとりの描写が描かれています。
例えば、アインズの『愚か者が!』という発言に対して、
雷に打ち据えられたように身を震わせる者たち
と表現してあったり、『ルプスレギナ! お前には失望したぞ!!』と激高するシーンでは、
びくりと震えたのはルスプレギナだけではない。
シクススもナーベラルも、天井にいるエイトエッジたちも身を固くしてしまったようだった。
とルプスレギナが単に怒られたというだけではなく、その迫力は皆を緊張させてしまったところが良く分かります。
アニメ版では単に「ルプスレギナが怒られる」→「反省する」という流れになっているため、ファンが物足りなさを感じているのでしょう。
【オーバーロード】ルプスレギナ怒られるまとめ
オーバーロードでルプスレギナが怒られるシーンについてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
- オーバーロードⅢ第4話でルプスレギナがアインズに激しく怒られる
- ルプスレギナが怒られるきっかけとなったのは、カルネ村への襲撃の危機を報告しなかったこと
- アニメの描写が甘いとファンからは不評となっている