錦織圭と”ビッグ4”(BIG4)の一角、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)選手の対戦成績やプロフィールの比較をしていきます。
実は過去、かなりの回数対戦をしてきている錦織選手とナダル選手。
両者の戦績とプロフィールを比較するといろいろと面白い発見もありますので、チェックしていきましょう。
※記事内の情報は2019年12月5日時点のものです。
錦織圭とナダルの対戦成績(戦績)は?
錦織圭選手のナダル選手との対戦成績は、2勝11敗で、ナダル選手が勝ち越しています。
勝率は15%と低いですが、唯一勝利をおさめているのがハードでの試合となります。
対戦時期 | 大会 | サーフェス(コート) | スコア |
2008年6月 | ロンドン(ATP500) ベスト16 | グラス | 〇ナダル 6₋4 3-6 6-3 |
2010年6月 | ウィンブルドン ベスト128 | グラス | 〇ナダル 6-2 6-4 6-4 |
2011年3月 | マイアミ(ATP1000) ベスト64 | ハード | 〇ナダル 6-4 6-4 |
2012年3月 | マイアミ(ATP1000) ベスト16 | ハード | 〇ナダル 6-4 6-4 |
2013年5月 | 全仏オープン ベスト16 | クレー | 〇ナダル 6-4 6-1 6-3 |
2014年1月 | 全豪オープン ベスト16 | ハード | 〇ナダル 7-63 7-5 7-63 |
2014年5月 | マドリード(ATP1000) 決勝 | クレー | 〇ナダル 2-6 6-4 3-0 RET |
2015年8月 | カナダ(ATP1000) 準々決勝 | ハード | 〇錦織 6-2 6-4 |
2016年3月 | インディアンウェルズ(ATP1000) 準々決勝 | ハード | 〇ナダル 6-4 6-3 |
2016年4月 | バルセロナ(ATP500) 決勝 | クレー | 〇ナダル 6-4 7-5 |
2016年8月 | リオ(オリンピック) 3位決定戦 | ハード | 〇錦織 6-2 6-71 6-3 |
2018年4月 | モンテカルロ(マスターズ) 決勝 | クレー | 〇ナダル 6-3 6-2 |
2019年5月 | 全仏オープン 準々決勝 | クレー | 〇ナダル 6-1 6-1 6-3 |
錦織圭の勝利の対戦は?
錦織圭選手がナダル選手に勝利した2対戦は、
- 2015年8月のカナダ(ロジャーズカップ)準々決勝
- 2016年8月のリオ(オリンピック)3位決定戦
です。
初勝利をおさめたロジャーズカップ2015での錦織圭vsナダルのハイライトがこちら
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=pnjtY_ND0OA” /]ネット際の攻防はしびれますね!
そして日本が見事銅メダルを獲得した2016年のリオオリンピックでの対戦がこちら
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=v238lzhznXI” /]このハイライトの5:04頃のラリーが特に最高ですよね!
ナダル選手を右に左に走らせまくる錦織圭選手の打ち分けが凄まじいです。
サーフェス(コート)別の戦績、勝率は?
サーフェス別での対戦成績はどのようになっているのでしょうか?
ハード | クレー(赤土) | グラス(芝) | |
ナダル | 6 | 5 | 2 |
錦織圭 | 2 | 0 | 0 |
- ハード 2勝6敗(勝率25%)
- クレー 0勝5敗(勝率0%)
- グラス 0勝2敗(勝率0%)
となっており、クレー、グラスでは錦織圭選手の勝ちがまだありません。
なにより“クレーキング”と言われるほどクレーが強いナダル選手。
錦織圭選手のみならず、世界のトップたちが打ち破れない高い壁となっています。
ナダルのランキング情報
ナダル選手のATPシングルスのランキングは2019年11月25日時点で、1位となっています。
というか、ようやく1位に返り咲きを果たしましたね。
また、ATPの賞金ランキングは16,349,586ドル(約17.8億円)で1位となっています。
年間の獲得賞金だけでこの額で、スポンサー契約と合わせると更にスゴイ額になりますね!
ナダルのグランドスラムの成績
ナダル選手のグランドスラムでの成績はどれくらいなのでしょうか。
年 | 全豪オープン | 全仏オープン | ウィンブルドン | 全米オープン |
2019 | 準優勝 | 優勝 | ベスト4 | 優勝 |
2018 | ベスト8 | 優勝 | ベスト4 | ベスト4 |
2017 | 準優勝 | 優勝 | 4回戦 | 優勝 |
2016 | 1回戦 | 3回戦 | – | 4回戦 |
2015 | ベスト8 | ベスト8 | 2回戦 | 3回戦 |
2014 | 準優勝 | 優勝 | 4回戦 | – |
2013 | – | 優勝 | 1回戦 | 優勝 |
2012 | 準優勝 | 優勝 | 2回戦 | – |
2011 | ベスト8 | 優勝 | 準優勝 | 準優勝 |
2010 | ベスト8 | 優勝 | 優勝 | 優勝 |
2009 | 優勝 | 4回戦 | – | ベスト4 |
2008 | ベスト4 | 優勝 | 優勝 | ベスト4 |
2007 | ベスト8 | 優勝 | 準優勝 | 4回戦 |
2006 | – | 優勝 | 準優勝 | ベスト8 |
2005 | 4回戦 | 優勝 | 2回戦 | 3回戦 |
2004 | 3回戦 | – | – | 2回戦 |
2003 | – | – | 3回戦 | 2回戦 |
グランドスラムでのナダル選手の成績を見てみると、圧巻の全仏オープンの優勝実績ですね!
一方で、ウィンブルドンは比較的ですが、やや落ち着いた成績となっています。
錦織圭選手にとっては、グラス(芝)での対戦で勝利の可能性があるかもしれませんね。
錦織圭とナダルのプロフィール比較
錦織圭選手とナダル選手のプロフィールを比較してみました。
※ランキングや対戦成績は2019年11月30日時点のものとなります。
錦織圭 | プロフィール | ナダル |
2勝 | 対戦成績 | 11勝 |
13位(4位) | ATPシングルランキング(最高) | 1位(1位) |
日本 | 国籍 | スペイン |
29歳 | 年齢 | 33歳 |
1989年12月29日 | 生年月日 | 1986年6月3日 |
178cm | 身長 | 185cm |
73kg | 体重 | 85kg |
右/両手打ち | 利き手/バック | 左/両手打ち |
2007年 | プロ転向年 | 2001年 |
29勝14敗(403勝190敗) | 2019年成績(通算) | 58勝7敗(977勝197敗) |
1回(12回) | 2019年優勝回数(通算) | 4回(84回) |
$23,846,631(約26億円) | 通算獲得賞金 | $119,601,561(約130億円) |
ラファエル・ナダル選手はプロテニス界の名実ともにナンバー1プレイヤーです。
膝の故障に苦しんだ時期もありましたが、同一サーフェスの最多連勝記録を樹立するなど、類まれな実績を持ちます。
錦織圭ナダル対戦成績まとめ
錦織圭選手とナダル選手との対戦成績についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
- 錦織圭とナダルの対戦成績は2勝11敗と、錦織圭が負け越している
- ハードコートで2勝を上げている錦織圭の今後の活躍に期待
- ナンバー1プレイヤーのナダルは獲得賞金がスゴイ
錦織圭とナダルの対戦があった際には、また情報を更新します。
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